719: 愛と死の名無しさん 2011/01/21(金) 10:08:54
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定番セクハラ親父被害ネタ。
ややスレチかもしれない。身バレ対策に視点はぼかします。

結婚式当日、白無垢姿の新婦を見て人目もはばからず男泣きしていたのは新婦父…ではなくなぜか新婦の義理の叔父であるA。
披露宴の段になっても高砂にいるドレス姿の新婦を意味ありげにガン見&嗚咽。
料理にもろくに手を付けず、杯をカパカパ空けつつ鼻をかみまくる。


最初は「『自分の娘もいつかあんな風に…』って想像しちゃったんだろうね」と好意的に解釈していた親戚や招待客も、
次第に
「新婦のお父さんは泣いてないのに、何なのあのおじさん???」
といった目でA一家のテーブルに注目するように。
新郎新婦は固い表情。特に新婦はAを視界に入れないようにしているように見えた。


やがて涙とアルコールで
顔も目も完全に真っ赤になったA。
A妻や親戚が宥めて一旦会場の外に連れ出そうとするも、「チクショウ、新婦ちゃん~、新婦~!」と腕を振り回して叫ぶ。

新婦とAをチラチラ見比べて
あからさまにヒソヒソやり始める新郎側のおばさま連中。
多分、「体の関係があったんじゃ…」と邪推していたんだろう。


実はAは、義理の姪を可愛がる
叔父の皮を被った悪質セクハラ野郎だった。

新婦は顔立ちが可愛い上に身体が早熟な小学生だったので、格好のターゲットにされてしまっていた。
親戚が集まる機会があると、Aは「新婦ちゃ~ん」と実子や他の従兄弟は放置で新婦まっしぐら。

わざわざ隣の部屋から抱きかかえて連れて来て膝に座らせたり。
新婦が使ったコップにわざと間違えて口を付けたり、さりげなく服の隙間に手を入れたり、意味なく耳元に口を寄せて小声で囁いたり。
新婦が入浴中に偶然を装って脱衣所を覗く事も何回かあった。

720: 愛と死の名無しさん 2011/01/21(金) 10:13:57
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親戚の中でAの本性に気付いてる者は数名いたが、
「いやでもまさか大の大人が小学生をそんな目で」「下手に騒ぎ立てると女の子だから将来が」といった躊躇につけ込むAのやり方が狡猾で、問題は一度も表面化はしなかった。

新婦はお小遣いをたっぷりくれたり、欲しい物をぽんぽん買ってくれるAに懐いていた。


だが当然ながら年月と共に新婦はあからさまにAを避けるようになり、Aは「新婦ちゃん今どうしてるんだ」「最近ちっとも遊びに来てくれなくて叔父さんは寂しい」「何かあった時のために携帯番号を教えてくれ」とストーカーの一歩手前に。


今回の結婚式も新婦はAを呼びたくなかったのだが、親戚の年寄り連中の手前、実の叔母であるAの妻とその夫であるAを無視するわけにはいかず、仕方なくA一家全員を招待。
その結果がこれ。


するとAの実子であるA娘と新婦の従兄弟であるB男が、スタッフの手を借りてAを強制退場させた。
B男が睨みつけて「これ以上騒ぐのならあんたの上司に連絡して今すぐここに来てもらう」と言うと、Aは鼻息荒くも黙って従った。


人目がない控え室に入った途端に
AはまずA娘に殴りかかった。
B男に制止されながらも「お前が俺に奉仕してれば」「新婦には俺の唾を」とか、実の娘に対して文字にしたくもない性的な暴言の嵐。

言いたいだけ言って息切れするAを冷たい目で見ていたA娘は、おもむろにバッグからICレコーダーを取り出した。同時に仕切りの裏からスタッフが二人登場。

「朝からのアンタの言動、これに全部記録してあるから。それに式場にカメラマンさんが入ってるの気付かなかった?おまけに第三者の証人がいる前で、丸腰の女相手に暴行とか…」

722: 愛と死の名無しさん 2011/01/21(金) 10:19:15
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すると一瞬A娘を殴り殺したそうな目をしたが、手の平を返したようにへらへら笑ってスタッフに頭を下げ始めた。

「酒のせいでつい思ってもない事を、おめでたさに浮かれてこんな醜態を…」とか誤魔化してたけど、完全に酔っているわけじゃなく、全部アルコールのせいにしようとしていたのがよく分かった。


「火のない場所に煙は…」を狙って、新郎側に対して新婦の心証を悪くするのがAの狙いだった。
ビデオカメラの存在はちゃんと知っていて、後で「そんな邪推をする方がおかしい」という逃げ道をキープできるように、あくまでも『匂わせる』程度に言葉を選んで。

全ては『俺に冷たい態度』をとった『恩知らず』な新婦への逆恨み。


そしてB男が「このまま戻らないと余計な邪推をされるから」と判断し、A、A娘、B男は三人揃って席に戻った。
Aは分厚い面の皮で何事もなかったように振る舞っていたが、A娘は申し訳なさからか新婦の顔を見られない様子だった。

B男とのチームワークやあまりの用意の良さををみるに、多分、自分の父親が式でどう振舞うのか、最初から分かっていたみたいだった。
その後、披露宴は表面上はつつがなく終了し、新郎新婦は新婚旅行へ旅立って行った。

A娘は新婦両親に「好きに使ってください」とICレコーダーを渡し、A一家と新婦一家は絶縁になった。
A妻の空気っぷりが凄かった。

尻切れ気味ですが以上です。

723: 愛と死の名無しさん 2011/01/21(金) 10:19:42
>>712-713
いやああああああああ
娘さん(書いたご本人)もかわいそうだ…

724: 愛と死の名無しさん 2011/01/21(金) 10:21:39
新郎側が持った新婦の悪印象は払拭できたのかが心配

726: 愛と死の名無しさん 2011/01/21(金) 10:35:43
>>719
新婦もだけど、A娘可哀想過ぎる………
読んでて気持ち悪くなった

727: 愛と死の名無しさん 2011/01/21(金) 10:52:29
>>719
空気なA母は典型的な娘を差し出して自分の身の安全と生活の安定をはかる毒母だね
新婦の誤解が解け、A娘とA男が基地外な父親から逃れて暮らしていることを祈ってる

728: 愛と死の名無しさん 2011/01/21(金) 10:58:13
>>726
私も。「お前が俺に奉仕してれば」って、何やらせようとしてたんだろう。怖い…。
A妻、きっと家の中でも空気で、娘へのセクハラも見て見ぬ振りだったんじゃないかなあ。

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