660: 愛と死の名無しさん 2011/01/20(木) 19:54:17
新郎新婦、両親族不幸だったけど
最後には新郎の株がすこし上昇した話。

私が新婦友人として参加した式。
前提として新郎新婦は5年間付き合って、両両親ともずっと公認の付き合いだった。

で、ついに結婚式をあげることにして万全の準備をおえたら、式1週間前に新婦父親が急逝。
あわてて式を延期にして、一年後に挙式。

披露宴の席で、新婦母の卓上のわきには
葉書サイズの新婦父の写真が写真立てに入れて置いてあった。

宴開始後一時間ほどは何もなく
いい雰囲気で進んでいた。

が、酒がすすみ酔った新郎叔父が新婦母にしつこくからみだす。(いうのはなんだけど新婦母はだいぶ美人)
わざわざ新婦母の隣に居座り、新郎親族たちにになんど注意&連れ去られてもまいもどってくる。(しかも声がやたらでかくて高砂まで聞こえてた)

やがて、ついに聞くに堪えない(書くのもイヤだ)卑猥な言葉を言い出したところで、新郎父と新郎兄が飛んできて後ろ首ひっつかまれて退場。新郎母が新婦親族に謝り倒してた。

やがて新郎父と兄だけ戻ってきて、ああ強制送還されたんだなと思いつつ会場のみんなはホッとしてた。実際そのあと30分くらいは和やかに進行。

だが、本番はここからだった。

662: 愛と死の名無しさん 2011/01/20(木) 20:19:50
突然会場外からなにかもめる物音がした
と思ったら、乱入してきたのは新郎叔父。

まっすぐ新婦母のところへ行ったと思ったら、「お前のせいだ!辛気臭いんじゃ!」と怒鳴ってなんと新婦父の写真を床に叩き付けた。

しかもなんか怒鳴りつつ
何度も何度もそれを踏みつける。
その場の全員呆気にとられて、しばらくだれも動けなかった。10秒か20秒くらい放置だったかも。

ふと我に返ると、新郎がいつの間にか
高砂から降りて、新郎叔父の後ろにいた。

そして新郎に肩をたたかれた叔父が
振り返った瞬間にふっと膝からくずおれる。(マリオネットの糸が切れたみたいな感じだった)

そのまま倒れてる叔父の下から
写真を拾い上げる新郎。(このあたりでやっと会場の人とかが動き出した)

まだ写真立てに残ってるプラスチックの破片をポンポンとはたいた後、新婦母のもとへ。まだ呆然としている新婦母の手に写真を握らせた後、一歩下がったと思ったら、なんとその場に土下座!

あわてた会場の人とかが声をかけるも(ここまでほとんど会場に声なし)、新婦母に声が掛けられるまで微動だにせず。
我に返った新婦母が声をかけ、(「新郎がそんなことしたらいけません!もう十分だから高砂に!」みたいな感じ)ようやく新郎は高砂に戻ってきた。


667: 愛と死の名無しさん 2011/01/20(木) 20:46:34
戻ってきた新郎は、マイクを取って落ち着いた声で
「お見苦しい騒ぎをお見せして大変申し訳ありません。ご参列いただいた皆様には大変ご迷惑かと思いますが、もうこのようなことはないと思いますのでもうしばらく御辛抱願います。」
みたいな発言をして着席。

そして隣の新婦にも謝ってた。
そのあと新郎叔父は運び出され、司会者はうろたえ、余興は上滑りし、新郎両親は新婦親族に謝り倒しながらもなんとか披露宴は進んでいった。

そして最後の新郎のあいさつ、会場の皆にに感謝とお詫びをしつつ、あどりぶを入れてきた。

それは新婦父のこと。
「身内のことで恐縮ですが」
と前置きを入れて、新婦父に言及。

実にいい人だった、自分も良くしていただいた、何よりも自分が新婦と今日こうして式をできるのはここまで新婦を育てて頂いたおかげである。

孝行できなかったうえに、大変な不孝(おそらくそのこと)をしてしまって申し訳ないが、これからはその分も新婦母に孝行していきたい。 みたいなことを発言。
それを聞いた新婦母と新婦が号泣。会場ももらい泣き。

最後の見送りの時も、新郎と新郎両親はみんなにお詫びをし倒していた。

その後、新婦親族と新郎親族でひと悶着あったものの、新郎側の真摯な態度、そしてなにより新婦と新婦母の擁護で事なきを得たらしい。
新郎叔父はその後親族全体から絶縁されたとか。

以上です。
慣れてないもので長文&遅レス申し訳ありませんでした。

664: 愛と死の名無しさん 2011/01/20(木) 20:24:54
新郎かっこいい。

669: 愛と死の名無しさん 2011/01/20(木) 20:48:53
新郎GJすぎる

671: 愛と死の名無しさん 2011/01/20(木) 20:53:38
>>667
新郎格好良すぎ、これだけの対応をとっさにできるとかすごいわ

676: 愛と死の名無しさん 2011/01/20(木) 21:43:49
>新郎の株がすこし上昇した話

いやいや、すこしどころの話じゃないでしょ。
新郎本人に非は全くないし、実に天晴れな態度で感動したよ。

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