609: 恋人は名無しさん 投稿日:2009/10/13(火) 22:29:04 ID:eeCgciPB0
私(26) 会社員 上京組
A男(26) 高校の同級生 会社員 イケメン 上京組
B子(26) 高校の同級生 地元組
C子(22) 大学4年

私、A男、B子は高校時代に同じ部活。
A男はかなりのイケメンで、
高校時代も他学年まで
「あの人かっこいいね」と噂になるほど。
近寄りがたい雰囲気の人で、
みんな遠巻きに眺めているだけで
特定の誰かとつきあってはいなかったらしい。

部でも他の部員とはつるまず
さぼり気味だったけど、
私とは話が合って結構仲良く喋っていた。

B子もA男に憧れていて、私を巻き込んで
話しかけにいこうとするけど、
緊張してうまく喋れずという感じだった。
 
その後も、B子は特に告白とかすることもなく
卒業して地元で進学、私とA男は上京した。
上京した友人が少なかったこともあり、
A男とは年に1、2度連絡を取る程度の付き合いは続いていた。


社会人4年目に、
B子が大学時代からの彼と結婚することになった。


私を含めた高校時代の部活仲間
8人くらいが式に招待してもらうことに。
仲間内で初の結婚だったのでみんな盛り上がって
「お祝いとメッセージカードを連名で贈ろう」ということになった。

私がみんなのメッセージカードをまとめて
1冊の本にする作業をしていて、
ページがどうしても余ってしまい、
どうしようか悩んでいたときA男のことを思い出した。

「A男にも書いてもらったらページ埋まるじゃん!」
と思いついてすぐに連絡。
(A男は私以外とは交流がなく
式に呼ばれてはいなかったけど、
みんなで集まると「A男は元気なのかな?」と話題にはなっていた)


久しぶりに連絡を取り、
「B子が結婚するのでお祝いメッセージを書いてほしい」
と頼んだら快く引き受けてくれたので会うことにした。

611: 609 投稿日:2009/10/13(火) 22:31:35 ID:eeCgciPB0
7月頭、会社帰りにA男の勤め先そばまで出向き
仕事を抜け出してきたA男と近くの店で
軽く食事をしながらお互いの近況を話す。

4月に転職したこと、希望していた職種なので
やりがいを感じていること、激務で
徹夜&タクシー帰り&休日出勤ばかりだったので
最近会社のそばに引っ越したことを聞いた。
1時間ほどの食事の間に
B子へのメッセージを書いてもらって、そのまま別れ
私は帰宅、A男は仕事をしにまた会社に戻った。


その後無事B子に結婚祝い&
お祝いメッセージの準備も整い、もうすぐ式
という頃にA男から
「B子の結婚式って7月って言ってたけど、いつだっけ?」
と連絡がきた。

「今月の最後の土曜日だよ。どうしたの?」
と聞きかえすと、
やっと仕事が落ち着いて早めに夏休みとれそう。
月末に帰省しようと思っていたけど、
どうせなら日程あわせてB子の式にお祝いに
顔出しに行こうかと思う、と言う。

「わー、B子もみんなも喜ぶよ!」
と慌てて2次会幹事の地元友人に連絡すると、
「B子も喜ぶと思うから是非参加して!」と飛び入り参加OKの返事をもらった。

式直前、私は仕事が忙しくなって
連日会社に泊まり込み状態。
本来なら金曜日から休みを取って
実家に帰るはずが、ずるずる予定がずれて
式当日に徹夜明けのまま東京から式場に直行することに。

朝自宅にもどり、大急ぎで支度していたら
A男から「結婚式の2次会ってどこでやるの?」
との電話がきた。
(出欠の確認だけはされたけど店の場所とか時間は詳しく知らなかった)

「私も知らないけど、後で連絡する。
今から新幹線乗るから」と言うと、
「俺もちょうど今から帰省するから、
なんなら一緒に帰ろう」
というので、
東京駅の新幹線改札で待ち合わせ、そのまま新幹線に飛び乗った。

地元駅に着いて別れ、私はそのまま
式場に直行、A男は一旦実家に帰った。
式も披露宴もすごく良かったし、
夕方からの2次会もそのままの勢いで盛り上がった。

A男も2次会から飛び入り参加で、
B子も驚いていたけどすごく喜んだし、
みんなとの会話も弾んですごくいい2次会になった。

613: 恋人は名無しさん 投稿日:2009/10/13(火) 22:34:11 ID:cdaP0qaf0
B子の新郎がカワイソウ…と予想しつつ4円

614: 609 投稿日:2009/10/13(火) 22:34:25 ID:eeCgciPB0
その後東京に戻ってしばらくしてから、
B子から私とA男宛に新婚旅行土産が届いた。
(B子はA男の住所を知らなかったので、
私に「A男に会ったら渡して」と同封されていた)


式の写真の焼き増ししたのを渡すのも兼ねて、
A男にまた連絡をとって会うことに。
またA男の会社の最寄り駅まで行き、
今度は時間を気にせずゆっくりご飯を食べて楽しくお喋り。

帰りに駅まで送ってもらう途中、
A男がコンビニに寄りたいという。
A男は自転車だったので、じゃあ私は
自転車みててあげるよーと、外でぼーっと待ってた。

いきなりガッ!
と後ろからスゴイ衝撃がきて、
私は顔面から地面に突っ込む形で転倒。
痛いし何が起こったかわからなく
呻きながら振り返ったら、
ものすごく可愛い女の子(C子)が鬼の形相で私を睨みつけていた。

わけがわからずポカーンと見上げている私を、
鬼の形相のままヒールで蹴り付けようとするC子。
あまりのことに声も出せず、
腰が抜けながらも四つん這い状態で逃げようとする私。

まわりに人も結構いたんだけど、
無言で蹴りつづけるのC子の形相に
みんな固まっていて一瞬動けなかったみたいだった。

そこにA男が店内から慌てて飛び出して来て
「何してるんだ!」
とC子を羽交い締めにして止めてくれた。
私は腰が半分抜けながらも
立ち上がって逃げようとするけれど、
がくがくしちゃってうまく歩けず。
その間もA男は必死でC子を止めているけど、
このままA男を見捨てて逃げていいのかわからず、
半泣きで「A男!A男!」と叫ぶ私。

それを聞いてまた
スゴイ勢いで暴れて喚きだすC子。
何を言ってるかさっぱり聞き取れないけど、
A男が「やめろよC子!」と怒鳴った。
そこでやっと「この女の子は通り魔じゃなくて、A男の知り合いなんだ」とわかった。

「自転車のって先に駅まで行ってて!」
とA男が叫び、私はあわてて乗り馴れない自転車に乗って逃げ出した。

617: 609 投稿日:2009/10/13(火) 22:39:09 ID:eeCgciPB0
A男はすぐにC子を振り切ってダッシュ、
駅近くで私に追いついた。

私は顔が腫れてきて膝から血が出て
スカートは蹴られて泥だらけで、
気が緩んで泣いてしまったせいですごい顔になっていた。

すぐに電車には乗れない状況だったので、
駅前そばでなんとか涙と震えをとめようとする私。
A男から、さっきの女の子は別れた元カノのC子、
なんであそこにいたのかわからない、怪我は大丈夫か?
などいろいろ話しかけられているうちに、だんだん落ち着いて来た。

「たぶん私を浮気相手と間違えたんじゃない?」
と聞くと「向こうから別れたいって、別れたのに…」と困惑気味。
とりあえず私は帰るわーといっていると
向こうのほうからC子がハイスピードで走ってくるのが見えた。

怖い気持ちもあったけど、感覚麻痺して
他人事みたいに思っちゃって、
スカート短いからパンツ見えるぞとか
あんなヒールでよく走れるなーとか、変に感心してしまった。

逃げるタイミングを失っているうちに、
「A男!その女はなんなのよ!」
と喚きながら詰め寄ってくるC子。
可愛くてスタイルいいC子から、
ブサでデブな私を庇うように立つ長身イケメンA男が
「おまえこそ何なんだ!(私)に謝れ!」と一括。
駅前で注目集めまくって、好奇心wktkな視線が痛かった…。

もうここまで来たらと、
少し場所をずらして話し合う。 とにかく
「浮気してたのね!ひどい!嘘つき!
裏切り者!何なのよこの女!」
とかひたすらまくしたてて、
私につかみ掛かろうとするC子を、
A男が必死に庇いながら反論していく状態。

618: 恋人は名無しさん 投稿日:2009/10/13(火) 22:40:13 ID:1ACi9kRx0
紫煙
C子こえ~・・・

2000: 歴代人気記事 投稿日:

620: 609 投稿日:2009/10/13(火) 22:42:20 ID:eeCgciPB0
「仕事で忙しいと聞いていたのに、
ブスな女と二人きりで楽しそうに飲んでた」
(確かに2人だったけど、飲んでない)
「結局帰ってきたのは深夜だった。
仕事で遅くなったと嘘をついた」
(A男はその後も仕事してた)

「毎日遅いし休日出勤ばかりと嘘をついて、
浮気してるに違いない」
(本当に仕事で忙しかった)
「仕事仕事って、私のことをかまってくれなくなった」
(転職したばっかりで忙しかった)

「帰省すると嘘をついて、女と旅行に行った」
(本当に帰省してた)
「私のために休みを取ってくれなかったのに、
ブスと一緒に旅行するため休みを取った」
(だから夏休みだって)
「ブスのくせにイケメンなA男と付き合うなんて図々しい!」
(ブスで悪かったな)

C子はA男に半ストーカー状態だったらしく、
A男と私が以前会って
食事していたのも知っていて、責める責める。
確かに見ようによっては誤解を招くかもしれないけど、
私が6月末にA男に連絡した時点で二人は別れていた。

怒りながらも冷静なA男はC子の言い分を無視して
「君とはもう別れた」「関係ないだろ」「(私)に謝れ」と言い続ける。

A男も私も気づいてなかったけど、
帰省する時一緒に新幹線乗るところもみられていて
「ブスが似合わないおしゃれして
A男の気を惹こうとして、ばかじゃないの!」
とまで罵られた。

忙しくて美容院に行く余裕も無く、
ちょっとおしゃれなワンピ着て式場で
ストールでも羽織ればいいやって感じの服装だった。
結婚式に行くにしては確かに地味だったけど、
まあ普段よりは気合いはいった格好してたし。

あと、その頃疲れて腰痛ヒドかったので、
A男が気を使って荷物持ちをしてくれていた。
それもまたC子の怒りを買ったようで
「私のは持ってくれなかったのに!」と大激怒。

後で聞いたら、C子は自分のバッグも買
い物した荷物もみんな男に持ってもらって、
自分は常に手ぶら、つなぐのは彼の手だけ!
が「彼氏の常識」だそうで。
歴代彼氏はみんなそうしてくれたのに、
A男は「大変なら重い方を半分持つけど、全部は持つわけない」
とB子の要求は冗談だと思い相手にしてなかった。

お姫様だったC子は不満だったけど
我慢していたのに、ブスな私の大きな旅行用バッグを
持ってエスコートするA男をみて怒り狂っていたらしい。

623: 609 投稿日:2009/10/13(火) 22:47:24 ID:eeCgciPB0
私もここにきてやっと
「なんでそこまで言われなきゃいけないんだ?」
と怒りがわいて来たけど、
C子の怒りっぷりをみて冷めてきたのと疲れて帰りたかった。

「私帰るね」
「本当にごめん。また連絡する。
今度ちゃんと埋め合わせするから気をつけて帰って」
とC子を無視してA男に言葉をかけてると、またC子が
「無視すんなー!!」とバッグで殴り掛かって来た。

でもA男が阻止して思い切りC子をビンタ、
その隙に私は改札まで駆け込んだ。
私が改札に入ったのを確認したA男は、
「じゃ、またな!」と私に手を振った後、自転車に乗って全力ダッシュ!
私もそのまま家に帰った。

624: 恋人は名無しさん 投稿日:2009/10/13(火) 22:48:48 ID:cdaP0qaf0
予想外れてよかったけど、C子こええええw

626: 恋人は名無しさん 投稿日:2009/10/13(火) 22:52:42 ID:YkuKdoDC0
C子を小沢真珠で再現しながらしえん。

628: 609 投稿日:2009/10/13(火) 22:54:10 ID:eeCgciPB0
あとでA男から聞いた話。

A男は前の会社の同僚から
大学の後輩C子を紹介されて、
2年ほど前から付き合いはじめた。

C子はイケメン彼氏が名前の知れた
一流企業勤務ということで周囲に自慢したのに、
転職したせいで自慢できなくなって不満だった。
ちょうどC子が就職活動が終わって暇になったのと、
A男が転職して忙しくなったのが同時期。

自分が就職活動で大変だった時に
「忙しい」「うまくいかない」
とさんざんA男を振り回したのに、
暇になったらA男が大変な時でも
「かまってくれない」と文句ばかりだし
転職したのにもグチグチ不満だった。

合コンや飲み会に行きまくって
「彼が冷たいの」とアピールしまくって、
周囲の男の気を引きまくり。
そんな状況をいちいちA男に報告して、
嫉妬させようとしたらしいけど、
C子のわがままなところに
冷めつつあったA男は疲れて反応しなくなっていた。

そこで切り札として
「かまってくれないなら別れる!」と言ってみたら、
あっさりA男も「わかった、別れよう」
と言ったので引っ込みがつかなくなったらしい。

C子も意地を張りつつも、
一流企業に内定を貰った同級生の男を
キープしていたので、そのまま別れようとしていた。

表面上は円満解消だったので、A男は
「うちにある荷物を引き取りに来て、
終わったら合鍵をポスト入れといて」

と伝え、仕事に没頭。
でもA男があっさり別れるのをOKしたのが
納得できないC子は、浮気を疑って部屋をこっそり漁っていた。

そこで給与明細や通帳を発見し、
A男の給料が転職で
大幅アップしたことを知って大後悔。

(使う暇がなくてたまるだけだし、
年俸制でボーナスが無い分月給は大幅UPだったらしい)

よりを戻したかったけどプライド高くて
自分からは言い出せないC子は、
一転A男を気遣うようなそぶりを見せ、
復縁を匂わせながら
連絡を取り続けたりA男の側をうろうろしていた。

けど当時A男は忙しく、会社と家の往復以外は
何も出来ない状態だし、別れる前にC子が
「優しい同級生の男」を自慢していたので
「復縁を迫られている」とは全然気づいていなかった。

630: 609 投稿日:2009/10/13(火) 22:58:53 ID:eeCgciPB0
A男はB子の式前あたりから
やっと仕事が落ち着いて、
友人や昔の同僚たちと会って遊ぶようになった。

私は知らなかったけど、
B子は高校時代にA男に告白してふられていたらしい。

2次会でたまたま2人で話しているときに
その話が出て、高校時代は意識しすぎて
喋れなかったけど、もう青春のいい思い出に
なっていたので、普通に喋れるようになっていた。

「夕日で赤く染まる人気の無い下駄箱前で
待ち伏せて告白」
というベタで甘酸っぱい
シチュエーションだったので、
お互い「マンガみたいだったねー」と笑っていたらしい。

C子の先輩にあたる元同僚と飲んだ時、
「昔告白されて断った女の子が、
久々に会ったら凄くきれいになっていた。
いやー惜しいことしたなー」
と昔話として話した。

それがどうC子に伝わったのか
「私がいるのに昔の女と連絡を取ってた!」
「あんなブスをきれいになってたなんておかしい!」
「ブスにA男をとられた!」と、暴走スイッチが入った。

「あんなブスに負ける分けない」
とA男に正面から復縁を迫ろうとしていたところ、
私と一緒にいるのをみて頭に血が上ったらしい。
週末に2人で食事
→コンビニに立ち寄るA男を店の前で待つ私
→ゴム買ってこれからA男の部屋にいくんだ!
と思い込んで、瞬間蹴りがとんだらしい。

631: 恋人は名無しさん 投稿日:2009/10/13(火) 23:01:22 ID:p3vvCSJP0
うわ、頭の気の毒な女だ

633: 恋人は名無しさん 投稿日:2009/10/13(火) 23:02:59 ID:Mud3AgIhO
本当にブスなのはC子の方だ

634: 609 投稿日:2009/10/13(火) 23:05:20 ID:eeCgciPB0
話を聞いて私はひたすら脱力。
その後もA男はC子をビンタしたせいで
C子親まで出て来て
ギャーギャー言われたらしいけど、
私に対する暴力の方がヒドいだろ!
と一喝したら引っ込んだらしい。

部屋の合鍵を返したと見せかけて、
スペアを作ってA男の家に忍び込んでいたのもバレ、
不法侵入だから訴えるというと
C子親が大慌てでお金もって謝りに来たらしい。
C子親が謝りたいって言ってるけどどうする?
と聞かれたけど、C子じゃなくて親かよ!


正直もう関わりたくなかったし
怪我も目立った跡に残らず
治ったので、会うのは拒否。
かわりにと言って、A男はそのお金で
私に高級ディナーをごちそうしてくれた。

いつも恋愛ごととは遠いところにいたので、
アイドルかモデル並みに可愛い女の子に
敵意を向けられ罵られ暴力を振るわれたのは、
人生最大の修羅場だった。
しかも勘違いだし。

先日A男から、「結婚する」との連絡を貰ったので
思い出して投下してみました。
長文にお付き合いいただきありがとうございました。

636: 恋人は名無しさん 投稿日:2009/10/13(火) 23:08:04 ID:CSiOvdt80
乙でした。

もうすぐA男と結婚します、じゃないのかww

638: 恋人は名無しさん 投稿日:2009/10/13(火) 23:10:15 ID:6IMCGFR/O
乙!
A男結婚ってことはまともな女性に出会えたんだね~よかった。

641: 恋人は名無しさん 投稿日:2009/10/13(火) 23:19:37 ID:7Zf99lfyO
C子みたいな女修羅場に欠かせないけど、
こういう奴らって病名や障害名無いの?やっぱ人格障害?

646: 609 投稿日:2009/10/13(火) 23:58:20 ID:eeCgciPB0
支援&乙コールありがとうございます

>>636
A男はほんとに道行く人が振り返るほどの
イケメンなので、現実感がないというか
正直恋愛対象に見えず。
高校時代に仲良かったのも、
お互いマンガが好きで、毎日2時間
ジョジョのスタンドネタを延々話し続ける
A男のスパルタ特訓に
にこにこ笑ってついていけるのが私だけってだけでした。

>>638
ジョジョネタで一歩も引けを取らない人だと言うことは聞きました。

>>641
人格障害というか、ただ本当に嫉妬で
頭に血が上っただけってみたいです。
C子は今まで告白されてばかりの
モテモテ察してちゃん構ってちゃんなタイプで、
自分から好きになったのはA男が初めて。
でもA男はクールな性格だし、
イケメンでモテモテだし、そんなにお姫様扱いもしてくれない。

A男が好きだったので頑張って付き合っていたけど、
A男が一番楽しそうに話すジョジョや
攻殻機動隊などのマンガアニメ話には全然ついていけず。

A男も無理して自分の趣味に付き合わせよう
としなかったけど、たぶんそれも寂しかったんだと思う。
私とA男は修羅場の日に、
ジョジョの名台詞を叫びあいながら歩いていたので、
それ見てなんか糸がプツンと切れちゃったんだろうなーと。

「あんな子じゃなかったのに」
「俺が無理させてたのか」
とA男はショック受けてたけど、
私は女としては何となくわかるなーと、ほんのすこーーーーしだけC子に同情した。